地球上にはたくさんの生き物がいるが、その詳しい生態やメカニズムが分かっていないことも多い。
そのような中で、九州大学大学院芸術工学研究院の斉藤一哉講師が、オックスフォード大学自然史博物館の研究者らと共に、ハサミムシの翅（はね）の仕組みを解明し発表した。
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昆虫のみならず、動物や植物の造形的な特徴から、私たちの暮らしをより良くするヒントを見つけた例はこれまでも数多くあります。ハサミムシが2.8億年前から守り続けてきた、「折り」の仕組みから、どんな製品が生まれていくのか。そう考えると、人間は傲慢にならずに自然界への敬意を払い続けることが大切ですね。