- Roundup
“なんとなく”を続けたその先に アートブックフェアでの偶然の出会いが生んだ「ミッドナイトトークマガジン」
WWD JAPAN 2020/07/26SF映画についてだらだらと語るというテーマで制作された「ミッドナイトトークマガジン(0:00 midnight talk magazine以下、0:00)」は200部のみの少部数発行の自費出版物、いわゆるジン(ZINE)だ。新潟在住の美術家・飯塚純さんと、東京在住の写真家・龍崎俊さんと鈴木理恵さん夫婦、そして新潟在住のデザイナー2人の計5人で制作されている。新潟と東京という離れた距離でジンを作り始めたのは、「東京アートブックフェア(TOKYO ART BOOK FAIR以下、TABF)」がきっかけだったという。飯塚さん、龍崎さん、鈴木さんに、創刊の経緯とジンという発行形態にこだわる理由を聞いた。
少部数発行の自費出版物(ZINE)は、大量の顧客をターゲットにするのではなく、少人数のコアなファンや太い繋がりを生む可能性に満ちています。そうすることで、多様性が生まれ、その多様性は新しいものが生まれる契機となります。